どうも私の場合、海外出張から帰ってくると、二日後くらいに疲れが出る傾向があるようです。今回も日曜の夕方に帰ってきて、日曜も昨日も元気だったのですが、今日ちょっと疲れが出ています。出張中は気が張っていて、アウェーから帰った翌日もまだその体内分泌バランスが続いていて疲れを知らないのだけど、二日目にホームでの緩みが出て、緊張が下がり、疲れが出るのでしょうか。そう考えると、人の調子のほとんどは、精神から来るもののように思われます。精神一到何事かならざらんや。気持ちが大切ですね。緩めるとまた締めるのが大変なので、そして特に今は国際情勢も当社を取り巻く競争環境も予断を許さない状況なので、何事も適度の緊張を続けるようにしたいと思います。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、その後代表執行役会長。2025年4月より会長(現任)。東京証券取引所の社外取締役を5年間務め、政府のガバナンス改革会議等に参加し、日本の資本市場の改善・改革に積極的に取り組んで来た。ヒューマン・ライツ・ウォッチの副会長を務め、現在は米国マスターカード・インコーポレイテッドの社外取締役。東京大学法学部卒業。