7月下旬からスタートした3月決算銘柄の第1四半期決算も先月中旬で終了となりましたが、7月中に一足早く決算を発表した銘柄ではアナリストによる業績や目標株価の見直しも一通り終わったと思われます。そこで今回は7月30日に決算を発表したTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に決算発表後に3社以上が目標株価を引き上げたもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
そのなかでも目標株価の引き上げが特に目立ったのがソニー(6758)で、第1四半期の営業利益が前年同期比で18%を超える大幅な増益となったこともあって決算発表後に9社が目標株価を引き上げています。また、第1四半期の営業利益が7%余りの増益となったオリエンタルランド(4661)でも7社が目標株価を引き上げたほか、味の素(2802)でも5社が決算発表後に目標株価を引き上げています。