先月下旬からスタートした3月決算銘柄の第1四半期決算発表と並行して行われきた12月決算銘柄の上期決算発表も先週で終了となりましたが、一足早く決算を発表した銘柄ではアナリストによる業績や目標株価の見直しもある程度進んだと思われます。そこで今回は8月第一週までに決算を発表したTOPIX500採用の12月決算銘柄を対象に決算発表後に目標株価の引き上げがみられるもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。

そのなかでも目標株価の引き上げが特に目立ったのが中外製薬(4519)で、上期の営業利益が4割を超す大幅な増益となったこともあって決算発表後に6社が目標株価を引き上げています。また、上期の営業利益が6割以上の大幅な増益となったナブテスコ(6268)でも2社が目標株価を引き上げたほか、1割の営業増益となった東京建物(8804)でも決算発表後に2社が目標株価を引き上げています。

上期決算を受けて目標株価の引き上げがみられる銘柄はこちらからチェック(PDF)