第1四半期の営業利益が一桁増ながら増益を確保した12月決算銘柄は

4月下旬からスタートした3月決算銘柄の本決算発表も先週でほぼ終わりとなりましたが、並行して行われていたのが12月決算銘柄の第1四半期決算発表で、それも15日で終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると円安や経済活動の再開、サプライチェーンの改善などを追い風に増益を確保した企業が多くみられました。そこで今回はTOPIX500採用の12月決算企業を対象に第1四半期の営業利益が一桁増ながら増益を確保した銘柄をピックアップしてみました。

例えばキヤノンマーケティングジャパン(8060)はITソリューションの売上が順調に拡大しているほか、供給制約解消でキヤノン製品の販売も回復していることなどから第1四半期の営業利益が前年同期比で3%を超す増益となっています。また、荏原製作所(6361)やコクヨ(7984)、東京建物(8804)でも第1四半期の営業利益が前年同期比で7%以上の増益となっています。

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