上期の営業利益が一桁増ながら増益を確保した3月決算銘柄は
10月下旬からスタートした3月決算企業の上期決算も11月中旬に終わりとなりました。日本経済新聞の集計によると上期の上場企業の経常利益は原材料高が重荷となったものの円安の効果もあり前年同期比で6%程度の増益となったようで、こうしたなかには一桁増ながら増益を確保した銘柄もみられます。
そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業のなかから上期の営業利益が前年同期比で一桁の増益となった銘柄をピックアップしてみました。例えばサンドラッグ(9989)ではディスカウントストア事業での食品やペット用品の販売が伸び、ドラッグストア事業の伸び悩みを補ったことや、10月からの酒類値上げ前の駆け込み需要があったこともあり上期の営業利益が前年同期比で3%余りの増益となっています。