4月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表も先月中旬に終了しましたが、上場企業の2018年3月期の経常利益は日本経済新聞の集計によると前期比で17%に近い大幅な増益となったようです。そしてこのように2018年3月期が好決算となるなか、第3四半期時点では減益予想だったものの一転して増益で着地した銘柄もみられます。
こうしたなかこれまでは二桁減益予想が増益となった銘柄や、一桁減益予想が二桁増益となった銘柄を取り上げてきましたが、今回は営業利益の一桁減益予想が一桁増益となった銘柄をピックアップしてみました。例えばコニカミノルタ(4902)では4%余りの減益予想だったものが7%超の増益となったほか、三井住友建設(1821)でも10%近い減益予想が10%近い増益となっています。