先月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表も先週で終わりましたが、上場企業の2018年3月期の経常利益は日本経済新聞の集計によると前期比で17%に近い大幅な増益となったようです。そしてこのように2018年3月期が好決算となるなか、第3四半期時点では減益予想だったものの一転して増益で着地した銘柄もみられます。

そこで今回はそうした銘柄のなかから一桁の営業減益予想だったにも関わらず二桁の大幅増益となった3月決算銘柄をピックアップしてみました。例えばバンダイナムコホールディングス(7832)では10%近い減益予想だったものが19%近い増益となったほか、スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)でも4%余りの減益予想だったものが22%の増益となっています。