先月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表も先週末がピークとなり、先週末は一日で800社を超える企業が一斉に決算を発表しました。こうしたなかTOPIX500採用銘柄に限っても前日に続いて70社以上の企業が決算を発表しています。そこで今回は先週末の決算発表をTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に早速、集計してみました。
そのなかでコンセンサス予想を上回る営業利益の見通しを発表したのが千代田化工建設(6366)や阪和興業(8078)、長谷工コーポレーション(1808)、日本空港ビルデング(9706)などで、これらの銘柄では強気の業績予想を受けて決算発表後に株価が大きく上げています。一方で営業利益の見通しが市場予想を下回った旭化成(3407)やSUBARU(7270)では決算発表を受けて株価が下げています。