3月決算企業の第1四半期決算発表も先月中旬に終わりましたが、日本経済新聞の集計によるとこの第1四半期は上場企業の約7割が増益を確保し、2割を超す経常増益となったようです。そしてこのように好調な決算となるなかで通期の業績予想を第1四半期から上方修正する企業も少なからずみられました。

そこで今回は上方修正により営業利益が一転して最高益更新予想となった3月決算銘柄をピックアップしてみました。例えば活況な半導体市場を背景にステラケミファ(4109)が前期に続いて最高益を更新する見込みとなったほか、日立国際電気(6756)も半導体メーカーの設備投資が堅調に推移していることから2015年3月期以来3年ぶりに最高益を更新する見通しとなっています。