先月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期の決算発表も今月中旬に終わりました。したがって8月に入って早々に決算を発表した銘柄でもアナリストによる業績や目標株価の見直しもずいぶんと進んだと思われます。そこで今回は8月2日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に決算後に3社以上から目標株価の引き上げがあったもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。

そのなかでも目標株価の引き上げが特に多かったのがこの第1四半期の営業利益が市場予想を大きく上回ったマツダ(7261)で、投資判断は中立が目立つものの決算後に9社が目標株価を引き上げています。そのほか古河電気工業(5801)と三菱商事(8058)でも4社が目標株価を引き上げています。