先月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期の決算発表も今月中旬に終わりましたが、一足早く7月中に決算を発表した銘柄ではアナリストによる業績や目標株価の見直しもずいぶんと進んだと思われます。そこで今回は先月の31日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に決算後に5社以上から目標株価の引き上げがあったもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。

そのなかでも目標株価の引き上げが特に多かったのがこの第1四半期の営業利益が二桁の増益となり、通期の業績予想も上方修正したJAL(9201)で、決算発表後に8社が目標株価を引き上げています。また、三菱電機(6503)と日東電工(6988)では7社が目標株価を引き上げたほか、スタンレー電気(6923)と電源開発(9513)でも5社が目標株価を引き上げています。