先月下旬からスタートした3月決算企業の第3四半期決算発表が本格化しています。こうしたなかTOPIX500採用銘柄に限ると先月31日がピークとなりました。しかし、2月に入ってもまだ多くの企業が決算を発表しており、昨日もTOPIX500採用銘柄で20社近い企業が決算を発表しました。そこで今回は14日の決算発表をTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に早速集計してみました。

そのなかで通期の業績予想を上方修正したのが日本郵政(6178)で、宅配便のゆうパックの収益が拡大することで経常利益の見通しをこれまでの7300億円から7800億円へと500億円引き上げています。一方で通期の業績予想を下方修正したのが出光興産(5019)とコスモエネルギーホールディングス(5021)で、昨年末の原油安の影響から営業利益の見通しを出光興産で510億円、コスモエネルギーホールディングスで540億円引き下げています。

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