3月末にから9月末にかけての半年を振り返ると日経平均は、英国のEU離脱（Brexit）決定で一時1万5000円を割り込む場面もありましたが、概ね16,000円から17,000円程度のレンジのなかでの推移が続きました。そしてこのように日経平均が方向感に欠ける展開となるなか、この間に外国人投資家は1兆1千億円を超える日本株を売り越しています。
こうしたなか外国人持ち株比率が大きく低下した銘柄もみられます。そこで今回はTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に3月末に比べて9月末の外国人持ち株比率が3ポイント以上低下したものをピックアップしてみました。例えばカプコン（9697）では7ポイント以上も外国人持ち株比率が低下したほか、サンリオ（8136）や丸井グループ（8252）、ソフトバンクグループ（9984）でも4ポイント以上低下しています。
