今日は旧暦で8月15日。春夏秋冬それぞれの3ヶ月のうち、最初の月が孟、真ん中の月が仲、最後の月が季となるので、8月は仲秋となります。仲秋の名月は必ず仏滅の晩に出ます。何故なら旧暦の月数と日数を足して6で割った余りが0なら大安、1なら赤口、以下先勝、友引、先負、余りが5なら仏滅というのが六曜の決め方なので、旧暦8月15日は必ず仏滅になるからです。さて、そんな仲秋の名月に、今年は出張のため会えないと思っていました。しかし昨日移動中の飛行機から、(厳密には一夜早いかも知れませんが)思い掛けず仲秋の名月を見ることが出来ました。夕方に離陸して暫くすると右手には夕焼け空が大きく拡がり、そして左手には雲海の上に綺麗な、大きな満月が浮かんでいました。塵も水蒸気も少ない上空のことですから、月は極めて澄んでおり、かつ反対側の夕日との対比がとても幻想的でした。月はあくまでも白く、たかが地表に当たった太陽光の反射であるにもかかわらず、どうしてあそこまで白いのかと不思議に思う程でした。”地球は青かった”−地球を始めて大気圏の外から見た人間、ソ連のガガーリンの言葉です(1961年)。月から見る地球は、白くなく青い。地球は、外から見ると”地”の球と言うよりも、水球に近いのでしょうか。もつれ合いながら飛ぶ碧玉と白玉。例年の仲秋の名月とは全く違う趣を感じることのできた一時でした。
仲秋の名月
松本大のつぶやき

- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 、マネックス証券 ファウンダー
- ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、その後代表執行役会長。2025年4月より会長(現任)。東京証券取引所の社外取締役を5年間務め、政府のガバナンス改革会議等に参加し、日本の資本市場の改善・改革に積極的に取り組んで来た。ヒューマン・ライツ・ウォッチの副会長を務め、現在は米国マスターカード・インコーポレイテッドの社外取締役。東京大学法学部卒業。
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