住む場所の気温と思索活動とは関連があるでしょうか?赤道直下の地域からの哲学者というのはあまり聞いたことがありません。しかし暑いと思考が鈍るのかと思うと、エスキモーで著名な哲学者というのも聞いた覚えがありません。では暑くも寒くも気候が厳しい所は哲学に向かないかと思うと、気候が穏やかなハワイからもあまり哲学は聞こえてきません。さてこれはどういうことでしょうか?ひとつ仮説を立ててみました。「厳しくも楽しくも生きる実感のある場所では哲学は生まれにくく、不自由や感動のない場所では、いろいろと頭で考えることによって敢えて苦しみを探して生きていることを確認する。」もし仮説が正しいとすると、随分無駄なことに人類の知力は使われてきたことになりますね。
哲学者は寒い所に多い?
松本大のつぶやき

- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
- ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。
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