第3四半期の営業利益が50%以上の二桁増益となった銘柄は
1月下旬からスタートした3月決算企業の第3四半期算発表も2月中旬に終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、良好なインバウンド需要(訪日外国人)や円安、値上げ、堅調な需要動向などを追い風に増益を確保した企業も多くみられました。そしてこうしたなかで大幅な増益となった銘柄もあります。
そこで今回はTOPIX500採用の3月期決算企業のなかから、第3四半期の営業利益が前年同期比で50%以上の二桁増益となった銘柄をピックアップしてみました。例えば東京エレクトロン(8035)は生成AI(人工知能)関連の旺盛な需要を背景に半導体製造装置の販売が伸びたことなどにより、第3四半期の営業利益が前年同期比で65.1%増となっています。