・7月から8月にかけて米国の企業決算発表が相次ぐ。通常、アナリストによる業績予想は決算発表直前に向かって下方修正が相次ぐが、今回は下方修正が少なく、強気の予想値なのが特徴だ。
・2024年はハイテク銘柄が中小型株に比べてパフォーマンスが高い。しかし、足元では中小型株の株価も上がり、物色されている気配がある。中小型株の上昇が短期的なものなのか、ハイテク銘柄から主役の座を奪うのか、決算で市場の全体感をうかがえそうだ。
・ハイテク銘柄の中でも株高を演出してきたのは「マグニフィセント・セブン」(※)銘柄だ。ただ、マグニフィセント・セブンの増益率や、S&P500指数構成銘柄に占める利益割合は鈍化している。それにもかかわらず、S&P500指数構成銘柄に占めるマグニフィセント・セブンの時価総額は上昇基調だ。株価がファンダメンタルズからかい離している可能性もある。
・トランプ・トレードで注目されているエネルギーセクターは、バリュエーションが過去の推移に比べて低く、物色されやすい地合いだ。トランプ氏再選の暁にはインフレが進み、長期金利が上がり、短期金利が下がるとも言われている。
・トランプ大統領が前回当選した2016年は、長期金利は当選直後に上昇したものの一時的で、その後は景気に連動する形で安定推移した。短期金利もファンダメンタルズに沿って上昇した。今回の大統領選でトランプ氏が当選したとしても、景気が成熟化しており、金利低下圧力は根強いのではないか。
(※)アップル[AAPL]、マイクロソフト[MSFT]、アルファベット[GOOGL]、アマゾン・ドットコム[AMZN]、メタ・プラットフォームズ[META]、エヌビディア[NVDA]、テスラ[TSLA]
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