・日本政府・日銀による4月29日、5月1日の為替介入とみられる動きで、米ドル/円は円高に振れた。

・足元の円安は、投機筋による米ドル買い・円売りが積み上がる「円売りバブル」が要因だ。円売りバブルは、日米政策金利差の拡大が原因だ。ただ、過去の「円売りバブル」時には、米ドル買い越しが10万枚を越えると米ドル買いは一巡した。現在の米ドル買い越しは10万枚をはるかに越えており、「投機筋の米ドル買い」に対して「介入の米ドル売り」には分があるようにも見える。

・過去、大幅な米ドル買い越しが終息したのは、米ドル/円が120日移動平均を継続的に下回った局面だ。現在の120日移動平均は148.7円程度だ。米ドル/円相場が継続的に150円を下回ってくるようになれば、ドル買いのポジション手じまいも起き、米ドル売り介入も不要となるだろう。そのような状況に持っていけるかが、介入の勝敗を決めることになるのではないか。