今日は、米国中間選挙の結果が少しずつ明らかになる日。朝から目が離せません。
トランプ大統領が再びホワイトハウスに戻ってから、まもなく2年。この間、私たちはどれほどその言動に注目し、そして振り回されてきたことでしょう。関税ショックに世界の金融市場が揺れ、各国の外交関係も大きく変化しました。世界各地で続く戦争も、なかなか終わりが見えません。次々と署名される大統領令は、金融や暗号資産を手がける私たちのビジネスにも少なからず影響を及ぼしてきました。大統領の一言で市場が大きく動く。そんな光景にも、いつの間にか慣れてしまったような気がします。
今回の中間選挙で大統領が変わるわけではありません。米国では大統領の権限が大きく、引き続きトランプ大統領の動向を注視する日々は続くでしょう。ただ、議会の勢力図が変われば、残り2年余りの政権運営も変わってきます。政策を進めやすくなるのか、それとも制約が増えるのか。同じ2年間でも、その意味は大きく違ってきそうです。
考えてみれば、遠い国の選挙なのに、私たちへの影響は実に大きい。米国の政策が変われば、企業の投資行動やビジネス環境が変わり、株価や為替も動く。外交や安全保障にも影響し、エネルギー価格を通じて日常生活にも跳ね返ってきます。これほど影響を受けるのなら、私たちにも投票権がほしいくらいですね(笑)。
もっとも、世の中には、自分たちではどうにもならないことが山ほどあります。世界情勢も、市場環境も、自分たちの思いどおりには動いてくれません。でも、だからといって、ただ振り回されているだけでは面白くない。起こることは選べなくても、それにどう向き合い、どう行動するかは自分たちで決められます。
さて、これからの2年間、世界はどこへ向かうのでしょうか。大きな出来事に目を向けながらも、変化に振り回されるだけでなく、その中に自分たちができることを見つけていきたいと思います。
遠い国の選挙
マネックスみんなのつぶやき

- 清明 祐子
- マネックスグループ 代表執行役社長CEO/マネックス証券株式会社 取締役社長執行役員
- 2001年4月株式会社三和銀行(現 株式会社三菱UFJ銀行)入行、2006年12月に株式会社MKSパートナーズに転じ、2009年2月にマネックス・ハンブレクト株式会社(2017年マネックス証券と統合)入社。2011年6月マネックス・ハンブレクト株式会社代表取締役社長を経て、2013年3月 マネックスグループ執行役員、2016年6月グループ執行役、2019年4月マネックス証券株式会社代表取締役社長に就任。2020年1月グループ代表執行役COO、2021年1月グループ代表執行役COO兼CFOに就任。2021年6月グループ取締役就任、2022年4月グループ取締役兼代表執行役 Co-CEO兼CFO就任、2023年6月より取締役兼代表執行役社長CEO(現任)。2024年1月マネックス証券取締役社長執行役員。
