「Ray-Ban Meta」AIグラスを入手しました。耳を塞ぐことなくフレームから音楽が流れるオーブンスピーカー、いずれ見知らぬ街では道案内もしてくれるでしょうし、世界を旅すればどの国の言葉も瞬時に日本語に翻訳して耳元で囁いてくれるでしょう。
フレームのボタンに触れれば写真も動画も撮れます。手を塞ぐことなくほぼ自分の目でみたものをそのままに記録することが出来る!子供の頃に夢見た近未来が一つずつ実現していくことに興奮を覚えますが、そのスピードはちょっと早すぎて怖いですね。中国のロボットがウサインボルトより速く走るという映像を見た時には、あれに追いかけられたら逃げられないのか、と恐ろしくなりました。
AI、ロボットの進化は利便性を高め生産性を向上させます。しかし今、金融の世界ではこのAIが普及する過程でのインフレに警戒が広がっています。
AIグラスに「Hey Meta」と話しかけた瞬間、映像や音声はクラウドへ飛び、問いかけには巨大なデータセンターのGPU群が答えるわけです。翻訳が本格化すれば、会話のたびにモデルが動き、AIグラス一つの消費は微々たるものでも広く普及すれば消費される総量は跳ね上がります。
すでに世界のデータセンター電力消費におけるAI最適化サーバの比率は急速に上がっていて、関西電力は11年ぶりに企業向け産業用料金を10~15%値上げすると発表しています。関西で進む大規模データセンター需要が背景と見られますが、値上げでも需要は落ちないと思われ、株価も動き出しましたね。
米Goldman Sachsは、データセンターが米国の電力需要増加の半分近くを占め、家庭向け電気料金が年6%前後上がると予想していて、AIの普及がインフレをもたらす可能性を示唆しています。
イーロン・マスク氏は、AIインフラの急速な拡大に伴う地球上の「電力不足(電力の壁)」が2029年頃を境に最大のボトルネックになると指摘しています。ロボットやAIグラスの利便性は膨大なコストを支払った先にあることは承知の上でも、物理的にエネルギー不足がその普及の障壁となるかもしれませんね。
この週末はAIグラスをかけてお出かけしてきます!

