吉田恒の為替デイリー
「ブレグジット相場」の具体的シナリオ
英ポンド/円は8月から上昇トレンドが展開しており、総選挙などで一時的に下がったとしても、132円を割れる可能性は低そう
ただ短期的に142円以上は「上がり過ぎ」警戒域。短期的に150円を超える可能性は極めて低そう
吉田恒の為替デイリー
リスクオンを裏打ちする米景気予想急改善
米景気予想が急改善している。経験的に、リスクオフが広がりにくくなっている可能性がある
9月以降のリスクオンは、景気急改善を先取りした可能性あり
吉田恒の為替ウイークリー
米ドル/円「12月大相場」が起こる条件
6日の米雇用統計発表日、そして11日FOMC、さらに15日の第4次対中制裁関税発動期限前などが、年内最後の一波乱が起こる可能性のある「大相場の候補日」として注目
12月に米ドル/円の年内最後の一波乱が起こるかは、FOMCや米中貿易交渉などをきっかけに株急落が起こるかが1つの目安
吉田恒の為替ウイークリー
米ドル/円小動きは12月も続く!?
11月の米ドル/円値幅は先週までの段階で今年最小。最近の米ドル/円は株が急落しないとボラティリティーが上がりにくい。
12月は、昨年は株急落となったが、それは例外的。景気減速が広がる中、米中交渉などがきっかけで株急落とならない限り、米ドル/円の小動きはまだ続きそう。
吉田恒の為替ウイークリー
円安112円超が「少し先」になる理由
7月以降の米ドル/円はNYダウと類似。そのNYダウは1998年の値動きと類似。
以上から、1998年以降のNYダウの値動きを参考にすると、この先の米ドル/円は、年末にかけて109円前後の一進一退が続き、年末年始頃から110円を大きく上回る一段高に向かうといった見通しになる。