吉田恒の為替ウイークリー
株高・円安の一服は長引かない!?
米ドル/円は新型肺炎などをきっかけに株安となった動きに連れて反落。NYダウは昨年10月以降2週連続陰線なし。今回も株反落は長引かない!?
米ドル/円も上昇トレンドなら週末終値、52週MA109円を上回る可能性が高い!?
吉田恒の為替デイリー
米ドル/円は「異例の1月」になるのか?
1月の米ドル/円には「米ドル安の大相場」になりやすい傾向があったが、今年はこれまでのところ「米ドル高の小動き」といった「異例の1月」となっている
吉田恒の為替デイリー
21年前との類似で考える株と為替
過去半年の米ドル/円は米株と高い相関性があり、その米株は「保険的利下げ」という共通点のあった21年前の動きと似ている。ただ年明け以降の株高は、21年前より「先走り過ぎ」懸念がある
吉田恒の為替デイリー
金利と株、「2つの顔」の米ドル/円
110円近辺で推移している米ドル/円は、株価との相関関係である程度説明できるものの、日米金利差から見ると106円程度でもおかしくないほど大きくかい離している
吉田恒の為替デイリー
続・利下げでもトルコリラが下がらない理由
過去5回のトルコ利下げでも4回は陽線引けとなった。一度だけ陰線引けとなったのは、この間のレンジ高値圏での寄り付きとなった影響が大きかったのではないか
吉田恒の為替ウイークリー
アベノミクス以来の「1月円安」は続くか
「米ドル安になりやすい1月」に、今年はこれまで2013年以来の「異例の円安」
「異例の円安(米ドル高)」が続くかは、「息切れ」は気になるものの、株高が続くかが鍵
吉田恒の為替デイリー
利下げでもトルコリラが下がらない理由
先週トルコは利下げしたが、トルコリラ/円は反発傾向が続いた。これは、大暴落後は短期的な下がり過ぎも限定的な状況が長く続く経験則通りということか
吉田恒の為替デイリー
米ドル/円反発の「息継ぎ」パターン
過去半年の主な米ドル/円反発は1.5~2円で一巡するのが基本だった。その意味では、今回110円台乗せで米ドル/円反発一服となったのは「息継ぎ」パターン通りともいえる
吉田恒の為替デイリー
112.4円という米ドル/円「大分岐点」
米ドル/円はここ数年値動きの収縮が続いてきた。それがまだ変わらないなら、前回高値、112.4円は超えられない。112.4円を超えるなら、ボラが急回復に向かう可能性も
吉田恒の為替ウイークリー
円安1月末112円の可能性
先週は一時107円台へ急落したものの、その後は米ドル/円が急反発
この年明け早々急落したものの、その後反発した動きは昨年と基本同じ
昨年は月末へさらに反発が続いたが、今年もそうなるかは株高が続くかが鍵か
吉田恒の為替デイリー
回復した投機円売り仕掛け余力
CFTC統計の投機筋の円売り越しは過去1ヶ月余りで4分の1に縮小。米イラン緊張といったリスクオフを経て、投機筋が円売りを仕掛ける余力が回復している可能性がある
吉田恒の為替デイリー
円安「一時的or継続的」の見分け方
週末終値で109円以上が続くなら、この円安は110円を超えて継続的に展開する可能性が高まるが、109円を下回ることが続くなら一時的円安は終わりに近い可能性が出てくる。
吉田恒の為替デイリー
高金利通貨下落メドの考え方
「中東ショック」のリスクオフで高金利通貨も急落。ただ、リスクオフがあくまで一時的なら、52週MAを大きく、長く下回らない程度の下落にとどまる可能性が高い
吉田恒の為替デイリー
120日MAという米ドル売り・円買いの分岐点
120日MAは、ヘッジファンドなど投機筋の売買転換点と基本的に一致してきた
その120日MAは、足元で108円程度。米ドル売り・円買いの1つの分岐点か
吉田恒の為替デイリー
米ドル/円「1月大相場」の続編とは?
年末年始は米ドル/円もよく動いたが、年末年始としては例年通りとも言える
そもそも1月の米ドル/円は大相場が続いており、その意味では「続編」もありそう
吉田恒の為替ウイークリー
「中東ショック」で円高は「××円」になる
中東情勢への懸念などから、年明けは円高スタート
ただ米景気回復見通しの中では、リスクオフは限定的にとどまる可能性
米株と米ドル/円のこの数ヶ月の相関関係が続くなら、NYダウ2万6000ドル、米ドル/円107円まで!?