記事一覧

相場や金融についてはもちろん、大切な旧友のこと、大好きなお寿司のこと、嬉しかったこと、切ないこと、腹の立つこと、未来への希望、、、マネックス 松本大(まつもとおおき)がジャンルを問わず綴ります。マネックスみんなのつぶやきはこちらでお読みください。

毎週金曜日更新
松本大のつぶやき
、始まる
今週は、月曜日に入谷の朝顔市にちょっと寄り、木曜日には浅草寺のほおずき市に一瞬寄りました。ほおずき市の日は、浅草寺では四万六千日、一瞬でも126年分の功徳が得られますから、本当におトクです!先週のつぶやきで、「T君を想い、朝顔かほおずきを買いに行こうっ...
君を想う
三週間ほど前に、中学からの同級生が急逝しました。交通事故です。バイクの自損事故だったようです。この週末に、彼の思い出を語るために、友人が集まります。T君はやや規格外のタイプだったので、同調圧力の強い我が国、しかも昭和の時代には、息苦しく感じていたと思...
主総会と変化
明日は上場企業としてのマネックス(旧マネックス証券と現マネックスグループ)にとって26回目の株主総会。この26年間で多くのことが変わりました。25年前は、生成AIはもちろん、スマホすらなかったので、生活のあり方は大きく変わりました。コンプライアンスとか、世間...
MAF
マネックス・アクティビスト・ファンド(MAF)の運用成績が引き続き好調です。株式会社野村総合研究所が発行する野村ファンドマーク(2025年6月号)の分析では、国内株式ファンド(一般)の中で、シャープレシオ順位で、1年間で2位(相対順位は2パーセンタイル)、3年間...
知らず
私は親知らずが4本生えています。それも、きれいに真っ直ぐ、普通に生えています。ネットで調べると、そういう人は全体の2~3割程度のようですが、周りの人に聞く限りでは、その割合はもっと低いように感じます。私は小さい頃、柔らかいお菓子ではなく堅いおせんべいを...
ビフル大賞の意義
6月2日、「ルビの日」。今年から新たに記念日として登録されたこの日に、「ルビフル大賞2025」が発表されました。漢字にふりがな(ルビ)をつけ、すべての人に「読める体験」を届けることを目的としたこの賞は、社会の中にある「読めない壁」をやさしく取り払おうとする...
界は変わったか
小さい、しかしとても濃密な国際会議で、この週末にかけて世界の諸問題と可能性について議論します。様々な分野での世界的な第一人者が集まる会議なので、どのような視点が出てくるか、そういう刺激を私が受けて、私の考えがどう変わるか・変わらないか、今から楽しみで...
28年前、私は資本市場、或いは広義の金融業界の中で、当時とてもイノベーティブなビジネスを創りました。破産債権や更生債権などを買い取ってマネタイズするビジネスで、それはいわゆる不良債権ビジネスとして、いずれ巨大な利益を生むビジネスに確立していきました。当...
フェット氏
ウォーレン・バフェット氏がバークシャー・ハサウェイのCEOを引退するとのこと。バフェット氏は御年94歳です。年齢による衰えを認識し、後継者となるアベル氏の方が一日当たりの経営処理能力に長け、そのアベル氏にCEO職を譲らないのは不公平だと考えたとのことです。94...
生の国宝展入場料をタダにすべきだ
国宝は、やはり良いです。先週奈良へ行ったときに、奈良国立博物館での「超国宝」展にも寄りましたが、圧巻でした。法隆寺の(通称)百済観音が素晴らしかった。ライティングが絶妙で、本当に圧倒的な佇まいでした。興福寺の天燈鬼・龍燈鬼も、時空を超えた造形美と存在...
週末に、久し振りに奈良に行きました。小学生の時に行った時の記憶が、今でも鮮明に残っています。9年前、2016年にも全国投資セミナーで行ったのですが、その時は本当にとんぼ返りで、神社仏閣等どこへも行けませんでした。ですから実質50年ぶりくらいの奈良になります...
人投資家の声が必要です!
東京大学応用資本市場研究センター(UTCMR)は昨日、政策提言レポート第4号「株主提案行使要件の引き上げに異議」を発表しました。現在、経産省や経済団体に於いて、株主提案をしにくくしようという方向での議論が行われています。具体的には、株主提案権は総株主の議決...
ランプとニクソン
先週書いたことについては、やはりマーケットは、それは即ち人々は、トランプ大統領からの色々な「タマ」に、早くも慣れてきたように見えます。「タマ」自体は、相変わらず次から次に様々な変化球や暴投が来ますが、そして世の中も、大変だぁ!大変だぁ!と騒いでいます...
ランプとマーケット
アクティビスト・トランプのせいで、世界の金融市場は荒れに荒れています。一番荒れているのは株式市場です。為替は、トランプ政権には弱いドルにしたい(これは高い関税を掛けるのと同じ効果があります)という強い意志があり、短期金利は国の意志によって或る程度は誘...
クティビスト・トランプの構造改革
マーケットが、いや世界が、荒れています。トランプ米大統領が発表した相互関税のインパクトは強烈で、世界経済に対する懸念が大きく増長し、アメリカを含む世界中の株価が大きく下げています。さてここからどこへ行くのでしょう?トランプが課そうとしている関税率は、...
長くこのつぶやきを書いてきましたが、家族のことは基本書かないようにしてきました。しかし先週、大谷翔平ファンの母のことを書きました。そして今日も、珍しく家族のことを書こうと思います。妻が、今日の出演を最後に、テレビ東京を退社します。妻は明るくて楽しい人...
SHOHEI OTANI
3月18日のMLB開幕戦、行って参りました!高齢の母が、大谷翔平選手の大ファンでして、私よりも何よりも、大谷サンの方が元気の源なので、あの手この手で母を連れて東京ドームに行ってきました!行けるためには本当に多くの方の御協力・サポートが必要でした。心から感謝...
、来たる
今は二十四節気で云うと啓蟄。毎朝ジョギングをしていると、沈丁花の香りが至る所から漂ってきて鼻をつき、いくつかの種類の椿が咲いていて、そして名の分からない様々な花が咲き始めています。そして雨上がりに走ると、道路の上にはみみずがいます。一気に春がやって来...
3月31日で、マネックスグループの代表執行役から降りることになりました。マネックスグループの取締役会議長や、コインチェックグループの代表者(エグゼクティブチェアマン)、マネックス・アクティビスト・ファンド(MAF)の運用助言などは引き続きしていきますし、お...
スクオフ
マーケットが弱いです。典型的なリスクオフ相場のように見えます。経済活動は相手が期待した動きをするだろうという信頼の上に構築されているので、信頼感が落ちると経済は停滞します。株価は様々な方法で説明することが可能ですが、そのひとつは利益の何年分かを時価総...
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松本 大
マネックスグループ株式会社 取締役会議長 、マネックス証券 ファウンダー
ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、その後代表執行役会長。2025年4月より会長(現任)。東京証券取引所の社外取締役を5年間務め、政府のガバナンス改革会議等に参加し、日本の資本市場の改善・改革に積極的に取り組んで来た。ヒューマン・ライツ・ウォッチの副会長を務め、現在は米国マスターカード・インコーポレイテッドの社外取締役。東京大学法学部卒業。