記事一覧
マネックスの関係者が金融、経済、マーケット動向、日々のニュースやトレンド、プライベートのこと等、様々なテーマで発信してまいります。

2025年流行語大賞ノミネート
今年の流行語大賞のノミネート候補30語が発表になっています。私の中の勝手ノミネートは「熊」と「TACO」ですが、やはりクマ被害はノミネートされていますね。私の故郷福島でも地元近くの温泉旅館の駐車場に立て籠もるなどのニュースもあり、連日のように報じられていま...
夢と限界をまたぐ砂上の線
生成AIブームが株価上昇をけん引してきました。各国の意欲も高く、米国以外でも、中国は低いエネルギーコストと緩い規制を背景に競争力を高めており、欧州連合(EU)も競争力維持を狙い、AI法での規制を緩和する方向に動いています。世界各地で生成AIへの設備投資は旺盛...
見られ方より本質を。
ある日、「ありがとうございました!」とエレベーター前でお客様を見送ったとき、ふと足元を見ると、右足と左足で靴が違っていました。笑われる話ですが、会社に予備の靴を置いていた私は、そんな「うっかり」をやらかしたのです。しかも二度も!笑。お客様は気づいてい...
量子の世紀
国立科学博物館の企画展「量子の世紀」を見てきました。 2025年は、量子力学の誕生から1世紀を記念する「国際量子科学技術年」です。およそ100年前、物理学者たちによって築かれた「量子力学」は、現代科学の根幹を成すと同時に、その応用によって私たちの生活や社会を...
ブルーカラービリオネア
10月1日から米政府機関は閉鎖されたままで、どうやら11月7日に予定されている10月分の雇用統計も発表されない見込みです。10月28日にアマゾンが1.4万人もの大量の人員削減を発表、また、UPSはアマゾン向け需要の縮小や作業の自動化に伴い、今年これまでに4.8万人を削減...
いよいよ、次のステージへ!
日本で初の女性首相が誕生し、日経平均株価が5万円を突破。さらにトランプ米大統領と高市総理の初会談も大成功と報じられています。日本経済を取り巻く空気が前向きな勢いを帯びてきています。かつてのバブルとは異なり、今回は構造改革の積み重ねが生み出した成果です...
『検索する』時代から、『指示する』時代へ
10月21日、OpenAIが突如、AIブラウザー「ChatGPTAtlas(アトラス)」を発表しました。この「ChatGPTAtlas」は、Google検索のようにキーワードを入力して結果を得る従来型のブラウザーとは異なり、ChatGPTがブラウザーに標準搭載されており、まるでAIと対話しながらウェ...
日経平均5万円、変化する日本
10月27日(月)、日経平均が5万円を超えました。今年はトランプ政権発足で相互関税ショックなどもあり、一時は3万飛び台まで下落する局面もあり、まさか、その後半年というスピードで5万円超えを達成するとは思いもよりませんでした。「株価は不安の壁をよじ登る」とは...
八戸セミナーを終え、祝・日経平均5万円
週末は全国投資セミナーin八戸が開催されました。東京も寒くなってきましたが、八戸の朝は2℃と、季節の違いをはっきりと感じるほどでした。皆様のお顔が見える距離感でお話しでき、その真剣さがダイレクトに伝わる非常に濃い会となりました。ご来場いただいた皆様、誠...
雰囲気の行方
「日本も少しずつ変わりはじめている」と感じている人が増えているように思います。長く続いた「どうせ変わらない」という諦めから、静かに離脱しようとする気配。政治や経済の転換を呼び水として、社会の奥底で「温度」が変わりつつあるように感じます。「期待」と「不...
遺伝子検査で自分の「設計図」を知る
45歳になり、数年前から30代の頃に比べて気力の衰えを感じるようになりました。ビジネスにおいて、気力は非常に重要な資源です。そこで、自分の現状を科学的に把握するため、先日、遺伝子検査を受けました。現状を知ることができれば、改善に向けた打ち手を講じることが...
風が吹く時、初の女性総理誕生と日本株
日本に初の女性総理が誕生。これは高市氏が女性であることとはあまり関係がないように思います。世論を無視した利権政治、官僚依存の決められない政治、物価高放置と重くのしかかる社会保障費に重税。明るい未来が見通せない閉塞感を打破してくれるだろう人物を時代が求...
永遠の輝きから永遠の働きへ
希少性・象徴性・永続性─ダイヤモンドはこれまで金と並ぶ「永遠の資産」とみなされてきました。しかしその神話は、いま急速に揺らぎ始めています。天然ダイヤモンドは過去3年間で26%下落し、人工ダイヤモンドは2016年比で実に86%もの急落。かつて「富裕層の象徴」だ...
誰もがどこかでマイノリティ
以前、「日本の女性リーダーが、ある国の女性リーダーを囲む会」に招かれました。女性活躍が声高に語られるいま、こうした「女性リーダーが互いの経験を語り合い、次の世代の道を拓こう」という集まりは珍しくありません。普段は少数派として奮闘する者同士、安心できる...
Onchain業界への挑戦方法
前回は「Onchain業界は、まさに今がチャンス」という話を書きました。では、Onchain業界にとって、どんなチャンスがあるのでしょうか。web3やOnchain業界というと、ブロックチェーンゲームなど一般消費者向けのアプリケーションを想像する方が多いでしょう。しかし、一...
ドラゴンヘッドともみじまんじゅう
秋はどこへ行ったのか。3連休前の金曜日、東京は肌寒かったようですが私が向かった広島の気温は27~28度と夏の暑さ。流石に10月なのでとニットの羽織ものを持っていたのですが荷物になっただけでした。年に1度、広島の貴金属商主催のゴールドセミナーで司会を務めるよう...
哲学の道
坂口志文氏のノーベル生理学・医学賞受賞に続き、北川進氏がノーベル化学賞を受賞したというニュース。月並みですが、本当に誇らしいことですね。日経新聞によると、坂口氏は「サイエンスは目的がないところに道をつくるもの」と語られたそうです。北川氏も「興味をもっ...
Onchain業界は、まさに今がチャンス
「クリプトって結局何の役に立つの?」そんな質問を受けることがよくあります。確かに、クリプトはまだ多くの人にとっての「魔法のような体験」を提供できていないのが現実です。前回、時代はweb3からOnchainへと変化しつつあると書きました。では、現在の市場はどのよ...
高市相場とポリマーケット予想
日経平均が1日で5%近く上昇するとは。週明け10月6日(月)の日経平均は一時48,000円台まで上昇しました。マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏が年末までに日経平均5万円を、マネックスグループグローバル・アンバサダーのイェスパー・コール氏も日経平均GO!...
投資の日の全国投資セミナー
10月4日の「投資の日」には、札幌で全国投資セミナーが開催されました。当日は東京を思わせるような暖かさのなか、多くのお客様にご来場いただきました。また、総裁選の結果がセミナー開催中に公表されることから、控室では私たちも中継を見守り、結果を受けサプライズ...
- 清明 祐子
- マネックスグループ 代表執行役社長CEO/マネックス証券株式会社 取締役社長執行役員
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2001年4月株式会社三和銀行(現 株式会社三菱UFJ銀行)入行、2006年12月に株式会社MKSパートナーズに転じ、2009年2月にマネックス・ハンブレクト株式会社(2017年マネックス証券と統合)入社。2011年6月マネックス・ハンブレクト株式会社代表取締役社長を経て、2013年3月 マネックスグループ執行役員、2016年6月グループ執行役、2019年4月マネックス証券株式会社代表取締役社長に就任。2020年1月グループ代表執行役COO、2021年1月グループ代表執行役COO兼CFOに就任。2021年6月グループ取締役就任、2022年4月グループ取締役兼代表執行役 Co-CEO兼CFO就任、2023年6月より取締役兼代表執行役社長CEO(現任)。2024年1月マネックス証券取締役社長執行役員。
- 塚本 憲弘
- マネックス証券 インベストメント・ストラテジーズ兼マネックス・ユニバーシティ シニアフェロー
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一橋大学 経済学部卒。東京都市大学・非常勤講師。専門分野は投資戦略全般。
国内信託銀行で経済分析、投資戦略の策定、ファンドマネージャーを歴任。その後プライベートバンクにて経済分析や幅広い資産クラスによる投資戦略、ポートフォリオ分析に従事。2021年より現職。
- 大橋 ひろこ
- フリーアナウンサー
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フリーアナウンサー/ナレーター/個人投資家。福島県出身。アナウンサーとして経済番組を担当したことをきっかけに自身も投資を始め、現在では個別株、インデックス投資、投資信託、FX、商品先物と幅広く投資している。個人投資家目線のインタビューに定評があり、経済講演会ではモデレーターとして活躍する。自身のトレードの記録はブログで赤裸々に公表しておりSNSでの情報発信も人気。一時期は海外映画やドラマの吹き替えなど声優としても活動していたが、現在は経済番組に専念。現在ラジオNIKKEIなどで経済番組レギュラーを多数抱え、キャスターとしても多忙な日々を送っている。
- イェスパー・コール
- マネックスグループ株式会社 グローバル・アンバサダー
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1986年に来日後、リサーチ・投資業に関わってきた。2015年7月1日ウィズダムツリー・ジャパンの最高経営責任者(CEO)に就任し、現在はシニアアドバイザーを務める。これまで20年にわたり、米大手投資銀行のJ.P.モルガンやメリルリンチなどにおいてチーフストラジスト、リサーチヘッドを歴任し、常に日本におけるトップクラスのストラテジスト、エコノミストとして認識されてきた。日本政府の各種諮問委員会のメンバーを務めた実績を持ち、経済同友会の数少ない外国人メンバーである。また、日本語による著書には、「日本経済これから黄金期へ」、「平成デフレの終焉」、「本当は世界がうらやむ最強の日本経済」がある。
イェスパー・コールのグローバル・アイズ(※)で情報発信中。
※マネックス証券のYouTubeチャンネル「マネックスオンデマンド」にリンクします。
- 吉田 恒
- マネックス証券 チーフ・FXコンサルタント兼マネックス・ユニバーシティ FX学長
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大手の投資情報ベンダーの編集長、社長等を歴任するとともに、著名な国際金融アナリストとしても活躍。
2000年ITバブル崩壊、2002年の円急落、2007年円安バブル崩壊、2016年トランプ・ラリーなどマーケットの大相場予測をことごとく的中させ、話題となる。
機関投資家に対するアナリストレポートを通じた情報発信はもとより、近年は一般投資家および金融機関行員向けに、金融リテラシーの向上を図るべく、「解りやすく役に立つ」事をコンセプトに精力的に講演、教育活動を行なう。
2011年からマネースクエアが主催する投資教育プロジェクト「マネースクエア アカデミア」の学長を務める。2019年11月より現職。
書籍執筆、テレビ出演、講演等の実績も多数。
<主な著書>
「投資に勝つためのニュースの見方、読み方、活かし方」(実業之日本社)
「FX予測のプロフェッショナルがついに書いた!FX7つの成功法則」(ダイヤモンド社)
「アノマリーで儲ける!FX投資術」(双葉社スーパームック)
「これから来る!「超円安」・「超株高」の本命シナリオ」(カンゼン)
「そうだったのか!FX大相場の真実」(ビジネス社)
著書名のリンク先はアマゾン(Amazon)等、マネックス以外の他社のウェブサイトを表示します。
- 大塚 雄介
- コインチェック株式会社 執行役員CBDO
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早稲田大学大学院修了、物理学修士号取得。株式会社ネクスウェイでB2B向けITソリューションの営業・事業戦略・開発設計を担当。レジュプレス株式会社に参画(2017年4月よりコインチェック株式会社に社名変更)。2014年2月に取締役に就任。2018年4月にコインチェック株式会社がマネックスグループ株式会社の子会社となると同時に執行役員に就任し、マーケティング・事業開発などを統括。2021年4月執行役員を経て、2023年9月より執行役員web3Cloud事業本部長。組込型の暗号資産購入サービス「Coincheck OnRamp」をはじめとするweb3Cloud事業を管掌。2024年9月より執行役員CBDOに就任。 *CBDO(Chief Business Development Officer):最高事業開発責任者





