モトリーフール米国本社、2021年7月4日投稿記事より

17年前に出版された『「みんなの意見」は案外正しい』は幅広い注目を集めました。

この本で、著者のジェームズ・スロウィッキーは「多数の人の意見は、少数の人の意見より賢い」と主張しました。

集団がそれほど賢くないことも多々ありますが、スロウィッキーの主張は往々にして的を射ています。

例えば、株式取引アプリのロビンフッドで最も人気がある上位100銘柄のリストを見てみましょう。

このリストに掲載されているのは、ロビンフッドで投資家に最も広く保有されている銘柄です。

一部の銘柄はあまり良い選択肢ではありませんが、優れた銘柄も非常に多く存在します。

ここでは、上位100位のリストの中から特に素晴らしい銘柄を紹介します。

この3銘柄に投資するのは、あなたの投資にとって最も賢明な行動となるかもしれません。

バンガードS&P500インデックス・ファンドETF

上場投資信託(ETF)のバンガードS&P500インデックス・ファンドETF(VOO)(NYSEMKT:VOO)は、株式ではありませんが、ロビンフッドの上位100銘柄のリストに安定して入っています。

ETFは株式と同様に取引可能であるため、VOOを株式として扱っても問題はないでしょう。

VOOなどのS&P500インデックス・ファンドへの投資は、長期的に保有するなら最も賢明な投資方法の1つです。

S&P500指数は20年間のリターンがマイナスとなったことがなく、平均で年率10%近くのリターンを提供しています。

これは7年ほどで資金を2倍に増やせるということです。

著名投資家のウォーレン・バフェット氏はS&P500インデックス・ファンドを非常に好んでいます。

数年前には、彼の死後に家族が相続する資金の90%を低コストのS&P500インデックス・ファンドに投資するように遺言状で指示していることを明らかにしました。

VOOの年間経費率は0.03%と極めて低水準です。

これ以上に経費率が低いS&P500インデックスETFを見つけるのは困難でしょう。

VOOに投資すれば、長期的に堅実なリターンを得られるはずです。

アマゾン・ドット・コム

大手インターネット企業のアマゾン・ドット・コム(NASDAQ:AMZN)は時価総額で世界第3位に位置します。同社の株価は過去10年間だけで1,500%超上昇しています。

筆者はアマゾンをとても気に入っています。

というのも、同社は優れたアメフトのチームのように攻撃と守備の両方が非常に巧みだからです。

守備の面からみると、同社は極めて強力で、競争上の優位性は恐ろしいほどです。

いかなるライバルも、eコマースにおけるアマゾンの強みを上回ることはできないでしょう。

攻撃はどうでしょうか。同社は依然としてeコマースとクラウドホスティングの分野で非常に大きな成長が見込まれ、ヘルスケアの分野でも事業を急速に拡大しています。

筆者のモトリーフールの同僚は、株価が2025年までに1万ドルに達する可能性があるとみています。

これは現在の株価(執筆時点)の約3倍ですが、筆者はあり得ないことだとは思いません。

たとえ、それほど大幅に上昇しないとしても、同社の株式を買うのは現時点で極めて賢明な行動だと考えられます。

エヌビディア

アマゾンの株価は過去10年間で急上昇しましたが、画像処理半導体(GPU)大手エヌビディア(NASDAQ:NVDA)にはかないません。

同社の株価は同期間に5,000%近く上昇しました。

エヌビディアの成長期は終わったのでしょうか?そんなことはありません。

現在の時価総額は5000億ドル強(執筆時点)ですが、筆者は同社が次の時価総額1兆ドル企業になっても驚かないでしょう。

筆者がエヌビディアを強く好むのは、同社が3つの急成長分野でリーダーであるからです。

その中で(現在のエヌビディアの業績への影響から見て)最も重要度が低いのは暗号資産(仮想通貨)のマイニングで、最も重要度が高いのはゲームです。

同社のGPUはゲーム愛好家に高く評価されています。

しかし、長期的にみて株価上昇の最も大きな材料となり得るのは人工知能(AI)関連のノウハウではないでしょうか。

エヌビディアのGPUは、特にAIアプリケーションの原動力として、既にデータセンターで広く使用されています。

筆者は、現在エヌビディアの株式を買って10年以上保有した後に振り返れば、天才的な判断だったと思えるのではないかと考えています。

 

転載元:モトリーフール

 

免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。アマゾンの子会社ホールフーズ・マーケットのCEOであるJohn Mackeyは、モトリーフール米国本社の取締役会メンバーです。元記事の筆者Keith Speightsは、アマゾン株、エヌビディア株、バンガードS&P500株を保有しています。モトリーフール米国本社は、アマゾン株、エヌビディア株、バンガードS&P500株を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、アマゾン株のオプションを推奨しています(2022年1月の1940ドルのショート・コール、2022年1月の1920ドルのロング・コール)。