モトリーフール米国本社、2021年5月17日投稿記事より

一般消費財関連銘柄は、新型コロナウィルスのパンデミック(世界的流行)で打撃を受けましたが、再び注目されています。

経済活動が急速に再開し、旅行、娯楽、外食などのセクターが上昇に転じています。

新型コロナ禍で停止していた繰延べ需要が顕在化し、消費需要は力強く回復しそうです。

一般消費財セクターの投資機会に目を向けるのであれば、エッツィ(NASDAQ:ETSY)、アリババ(NYSE:BABA)、リボルブ・グループ(NYSE:RVLV)の3銘柄が有望でしょう。

エッツィ:オンラインのマーケットプレイスで成功

手芸品やハンドメイド製品のマーケットプレイスをオンラインで提供するエッツィは、パンデミック期に4四半期連続で売上高が3桁台で成長しました。

オンラインショッピングは巣ごもり需要の恩恵を享受し、同社の雑貨や宝飾品、手芸用品、マスクでさえも販売が好調でした。

成長鈍化や割高なバリュエーションに対する懸念から、執筆時点の株価は2月に付けた高値から40%近く下落していますが、これは行き過ぎた懸念のようです。

エッツィは今四半期売上高が前年同期比15~25%増に鈍化すると発表しましたが、これは前年同期の3桁成長の反動、およびマスク売上の恩恵がなくなることによるもので、長期的に見れば依然として有望です。

同社のプラットフォームの売買参加者は昨年2倍近くまで増加し、パンデミック後も多くがとどまるでしょう。バイヤーにも、セラーにとっても、エッツィほど多くの参加者が幅広い商品を提供しているマーケットプレイスはないのです。

同社は利益率が高く、第1四半期の調整後利払い・税引き・償却前利益(EBITDA)率は33%、1株当たり利益(EPS)は1ドルでした。

執筆時点の株価収益率(PER)は44倍と、長期成長企業としては手頃な水準と考えます。

アリババ:成長を持続する中国の巨大ハイテク企業

アリババは一般にハイテク企業と見なされていますが、実は事業の大部分がeコマースであり一般消費財のエクスポージャーが大きいのです。

中国政府が同社の独占的地位に厳格な姿勢を示したことで、ここ数カ月間株価は下落しています。

発表したばかりの今年度第4四半期決算においては、規制当局による28億ドルの課徴金によって8億3,600万ドルの最終赤字に陥りました。

しかしアリババの事業は引き続き好調で、同四半期売上高は、スーパー大手のサン・アート・リテール買収による影響を除いても前年同期を40%上回る244億ドルに増加しました。プラットフォームの年間総取扱高(GMV)は1兆ドルと、eコマースでは世界最大です。

また同社には運輸、配送、デジタル・エンターテイメントに加え、クラウド・コンピューティングなどの成長事業もあります。

クラウド事業の昨年の売上高は92億ドルと、前年同期を50%上回りました。中国経済の長期的な成長も同社には追い風でしょう。

成長率、市場機会にもかかわらず、売り一巡後の執筆時点のPERは21倍とバリュエーションで最も割安な銘柄の1つです。

中国政府による監視は残りますが、課徴金による最悪期を脱し、株価は昨年10月に付けた高値から3分の1下げており、押し目を形成しています。

リボルブ:経済再開には最適なアパレル銘柄

新型コロナ禍でアパレル売上げは急落しましたが、パンデミックが下火になり外出やイベントの増加で需要は再び拡大しています。

特別なシーンに合わせたファッションの「オケージョン・ウェア」を含む高級衣料をオンラインで販売するリボルブ・グループは、最も恩恵を受けそうです。

昨年の売上高は前年を3%下回りましたが、第1四半期は前年同期を22%上回り、3月の売上高は急回復しました。

四半期EPSは前年同期の6セントから30セントに急増し、利益率の大幅な改善を示しています。

株価は予想を上回る決算発表で上昇しましたが、その後グロース株の幅広い売りに押されて反落しました。

リボルブは4月の増収率が第1四半期の22%から大きく拡大したと語り、経済活動の再開が強力な追い風になっていることを示しています。

厳しかった2020年も同社は黒字を維持できることを示しました。

最近の株価下落は、経済再開と共に反転する可能性を持つ同社に投資する良い機会となっています。

 

転載元:モトリーフール

 

免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者James Brumleyは、アリババ・グループ・ホールディングス株、リボルブ・グループ株を保有しています。モトリーフール米国本社は、アリババ・グループ・ホールディングス株、リボルブ・グループ株、エッツィ株を保有し、推奨しています。