モトリーフール米国本社、2021年4月8日投稿記事より

シナプティクス(NASDAQ:SYNA)は、それ程知られた銘柄ではないかもしれません。

しかし、同社の技術は、日常的に家庭で使用されています。

例えば、アップル(NASDAQ:AAPL)のiPhoneからラップトップPC、スマート家電に至るまで、シナプティクスの技術は幅広い製品において使用されています。

そのため、シナプティクスは2021年の初めに上昇するであろうとアナリストから予想されていました。同社はその期待を裏切っていません。

同社の2021年の利益は、マーケット平均を大幅に上回っています。

投資家がシナプティクスに飛び乗るのに、まだ遅くはありません。

同社は今後さらに成長するでしょう。

さらに重要なことに、株価は上昇していますが、妥当なバリュエーションで取引されています。

PC事業が勢いを増している

シナプティクスは、パーソナルコンピューター、モバイルデバイス、モノのインターネットの3つのセグメントから売上を上げています。

2020年12月26日に終了した2021年度第2四半期には、強力な顧客需要がPCセグメンの売上を大幅に押し上げたため、PC事業は同社の総売上高の26%を占めました。

同社は、第3四半期には、PC事業が総売上に占める割合が30%に上昇すると予測しています。

マイケル・ハールストンCEOは「PC事業は、2021年を通じて引き続き力強い成長を続けるでしょう」と述べています。

ハールストンCEOは、「コロナウイルスのパンデミックの影響により、リモートワークとオンライン学習をサポートする機器への需要は引き続き強いでしょう」と述べました。

彼は、人々が生産性を高めるためにノートブックを購入しているため、PCビジネスはさらに成長すると考えています。

市場調査会社のカナリスは、ノートブックの売上は2021年に9.4%、2022年に3.1%増加すると予測しています。

さらに、ノートブック市場は2025年まで年間4%の成長を記録すると予想されています。

同様に、デスクトップPCの売上は、2025年まで年平均成長率4%で増加すると予想されています。

そのため、シナプティクスのタッチパッド、バイオメトリックソリューション、ディスプレイインターフェイス、およびその他のPCソリューションへの需要は、その支配的な地位を考慮すると、引き続き強力であると思われます。

シナプティクスは指紋センサー市場の80%以上のシェアを持っており、ノートブックPCで使用されるタッチパッドのNo.1プロバイダーです。

アライド・マーケット・リサーチによると、生体認証指紋センサー市場の価値は、2019年のわずか29億ドルに対し、2027年には94億ドルに達すると予想されています。

これは、シナプティクスの株主にとって朗報です。

同社は、レノボなどの主要なPCメーカーにも指紋センサーを供給しているため、飛躍的な成長を見込むことができます。

モバイルとIoTは素晴らしい状態にあります

モバイル事業は、シナプティクスの次の重要な成長ドライバーとなるでしょう。

このセグメントは総売上高の3分の1を占めています。

シナプティクスはアップルとサプライヤー契約を締結しており、このビジネスは順調です。

アップルの最新のiPhoneは非常に売れ行きが良いです。

シナプティクスは、「最大のモバイルセグメントの顧客」が第2四半期の総売上高の21%を占めていると述べました。

その顧客はおそらくアップルです。アップルが、iPhone12シリーズの生産に入って以来、シナプティクスのモバイル売上高は順調に伸び続けています。

シナプティクスは、新しいiPhoneがOLEDタッチコントローラーを使用することを発表しています。

アップルはiPhone 12の生産予測を引き上げており、5Gスマートフォンのアップグレードサイクルが続くにつれ、シナプティクスの売上高は大きく成長していくと予想されます。

そして最後に、シナプティクスはIoTビジネスがマーケット予想よりも早いペースで成長し、最大の収益源になることを期待しています。

同社は、IoT事業が2020年度の総売上高24%から今年度は41%を生み出すと予想しています。

同社は、IoTセグメントは長期的には総売上高の55%に達すると予想しています。

この予想は、13を超えるOEM(相手先ブランド供給)供給を行っている自動車市場がIoT分野で目覚ましい進歩を遂げていることを考えると、特段驚くべきことではありません。

同社はまた、スマート家電の需要が来年中に2倍になると予想しています。

シナプティクスは、この分野における優れた設計のおかげで、今後数年間でIoT市場全体の予想成長率である10%から15%よりも速いペースで成長できると予想しています。

シナプティクスに注目

シナプティクスは、予想利益のわずか17倍で取引されており、まだまだ割安だといえます。

同社は、2021年度のコンセンサスである23%の利益成長と比較して、非GAAPベースの営業利益は長期的には年率30%も跳ね上がる可能性があると見積もっています。

2020年度の利益成長は17%でしたが、利益率の高い事業へのシフトにより、同社はこの面で急速な進歩を遂げています。

したがって、シナプティクスは、長期的な利益成長を実現できる可能性が高いと考えられます。

 

転載元:モトリーフール

 

免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Harsh Chauhanは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、アップル株を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、シナプティクス株を推奨しています。モトリーフール米国本社は、アップル株のオプションを推奨しています(2023年3月120ドルのロング・コール、2023年3月130ドルのショート・コール)。