はじめての投資に必要なこと

お金を殖やすには継続的な投資を行うことが必須です。そのためには「お金がお金を生む(殖やす)=お金に働いてもらう」システム作りをすることがもっとも効率よく、イチかバチかで1回の勝負に賭けるのはNGです。

投資を行うということは必ずリスクを取ることですから、なるべくリスクを軽減しつつリターンを得るようにバランスを考えます。

長期的にお金を殖やすためには、その間の生活に支障が出てはいけません。生活に影響が出ないように余裕資金を捻出し、なおかつ継続的に投資していくようにすることが大切です。

・リスクを軽減しながら投資を行う→分散投資
・継続的に捻出したお金で投資を行う→少額で負担なく続けられるもの
・積立を行う→買うタイミングを迷わない、ドル・コスト平均法で平均買付単価を低く抑えられる 

上記を踏まえると、投資信託を積立購入することが「お金を殖やすシステム」には理にかなっていると言えます。投資信託を選ぶときに、実績や手数料を比較することは多くの方がご存知でしょうが、もう1つ、投資の効率を最大化するために忘れてはいけないのが税金です。

税金に注目する理由

証券取引口座を特定口座にしている場合、税金関係は全て自動的に行われるため、通常は意識することはないと思われます。

この点、投資信託では、現在公募株式投資信託も公社債投資信託も分配金と譲渡益に対して税率20.315%(内、所得税に対して2.1%の復興特別所得税が課税されています)の税金がかかります。

せっかく得た利益から2割強が税金で差し引かれるのは大きいですよね。そこで注目すべきが非課税投資です。

長期投資では複利効果を生かすことでより効率的にお金を殖やしていけますので、税金を引かれずに再投資していくことは複利効果を最大限に生かすということです。

非課税投資には以下の3種類があります。
・つみたてNISA
・NISA(含むジュニアNISA)
・iDeCo

まずは「つみたてNISA」

前述の3種類はどれも投資信託の利用が可能で非課税投資ができるものですが、この中で「つみたてNISA」と「NISA」はいつでも止められるというメリットがあります。

「つみたてNISA」は積立専用の非課税投資で投資上限額は年間40万円と大きくありませんが、最長20年継続利用できます。初心者が少額から投資を始めるには便利な制度と言えます。

人生はライフプラン通りにいくものではなく、自身の考えや外部環境の変化によってその時々のライフイベントは変わります。

本来、長期投資は止めずに続けたいものですが、急にお金が必要になることもあるでしょう。また、同じ投資でも積立ではなく、まとまった金額での投資を行いたくなることもあるかもしれません。そのようなときにペナルティなしで止められるというのはありがたいものです。

・ライフイベントの変化といったタイミングが来るまで続けたい
・とりあえず少額から始めてみたい
・投資に慣れるまで利用したい

このような考えのある方には、大変便利な非課税投資と言えます。

なお、まとまった投資を行いたいと株式投資に挑戦したくなった時に「NISA」に乗り換えて、再び非課税投資を行うという方法もあります。「NISA」は投資上限が年間120万円(最長5年間)なので、慣れてきた方、少し投資資金が貯まってきた方が利用するにはちょうど良いかもしれませんね。

 

※「NISA」と「つみたてNISA」は選択制で、同一年に併用することはできません。「NISA」と「つみたてNISA」の利用変更を行う場合は「勘定変更」という手続きをご利用の金融機関で行います。手続きの際は、ご利用の金融機関にて詳細をご確認ください。