モトリーフール米国本社、2021年3月10日投稿記事より

2017年1月、私は我が家の経済状況を劇的に変えるような買い物をしました。

ショッピファイ(NYSE:SHOP)を買ったのです。

その時点から2,000%も上昇しましたが、私は1株も売却していません。

私がショッピファイを購入した理由は、強力な2つのダイナミクスを感じたからです。

最近、同じようなダイナミクスを感じる別の会社、ユニティ・ソフトウェア(NYSE:U)を見つけ、すぐに株を購入しました。

以下、ダイナミクスとは何か、そしてユニティの株主にショッピファイのようなリターンを提供すると信じる理由を記します。

ショッピファイの利益の仕組み

ショッピファイが始まったとき、それは純粋なオンラインサービスのソフトウェア会社でした。

同社は、夫婦だけでやっている店から巨大な多国籍企業まで、全ての企業がオンラインストアを簡単に立ち上げることができることを可能にしました。

当初、ショッピファイは顧客が利益率の高いプランを選択してくれることを望んでいました。

しかし、ショッピファイには「すべての人が商取引を簡単に行えるようにする」というミッション・ステートメントを掲げています。

たとえ、利益率の低いプランを顧客が選択しても、それを歓迎する文化を持っているのです。

このような考えから、マーチャントサービスが誕生しました。

これには、オンラインストアの決済サービスと、配送ラベル印刷サービスが含まれます。

マーチャントサービスが受注から配送までの業務と資金の貸付を含むようになったのは、ごく最近のことです。

重要なのは、マーチャントサービスはサブスクリプションベースではなく、使用量ベースで課金されることです。

これにより、ショッピファイの経済的利益と顧客の利益が一致し、双方にメリットが生まれました。

このように考えてください:

・ショッピファイでコーヒー豆を販売するストアを開設しましたが、何も販売しなかった場合でも、サブスクリプションを支払います。しかし、売上が上がらなかったので、マーチャントサービスでは何も支払いませんでした。

・一方、少額のサブスクリプション料金の支払いに止めたにも拘らず、売上が爆発的に伸びた場合、支払いと配送のツールに大きく依存するため、マーチャントサービスで巨額のお金を支払いました。

時間が経つにつれてショッピファイのマーチャントサービスは、多くのキャッシュフローを提供するモデルとなりました。

2012年には、サブスクリプションが売上高と粗利益の両方の約80%を占めていました。

しかし、時間の経過とともに、プラットフォーム上で成功したオンラインストアが支払うマーチャントサービスの売上高が、サブスクリプションを追い抜いて行ったのです。

ユニティの利益の仕組み

ショッピファイと同様に、ユニティは2つの異なる収益源を有しています。

1.ソリューションの作成:ユーザーは、ユニティの開発ツールを使用するためにサブスクリプションを支払います。

2.ソリューションの運用:ゲーム開発者は、コンテンツをクラウド経由で効率的に配信できるようになります。これは、売上分配モデルで支払うことになります。

ショッピファイと同様に、ユニティは、利益率の高いサブスクリプションのみで売上をあげることができます。

しかし、現在、売上高が上位のゲームの70%以上がユニティで作られているため、同社は売上分配モデルを介して大量の追加売上を獲得しています。

ショッピファイと同様に、売上分配モデルの売上高は、サブスクリプションベースの売上高(年間35%増)よりもさらに速く(年間60%増)成長しています。

Unityのアプローチがさらに優れている理由

ユニティのアプローチは、ショッピファイよりも有利です。

ショッピファイのマーチャントサービスの利益率は比較的低く設定されています。

ショッピファイはサブスクリプション売上1ドルごとに0.79ドルの利益率としていますが、マーチャントサービスは1ドルごとに0.41ドルの利益率としています。

ショッピファイにとって、この比率は適正だと言えます。なぜなら、オンラインストアによって配送される製品の量は非常に多いからです。

マーチャントサービスは、昨年初めて総利益でソフトウェアサブスクリプションを凌駕しました。

現状では、ユニティはサブスクリプションと売上分配モデルを合わせても利益を生み出せていません。

ユニティは、両方の収益源に対し売上高1ドルごとに0.78ドルの利益率を設定しています。

最後に

両企業の収益モデルは似ていますが、株価も同様の動きをするかはわかりません。

ショッピファイは、ユニティよりもはるかに大きな市場でビジネスをしています。

しかし、それはユニティを買うのを躊躇する理由にはなりません。

現在のところ、ユニティはPSR20倍以上で取引されています。

それは多少割高ですが、株価は数ヶ月前よりも約35%安くなっています。

今日、ショッピファイは私のポートフォリオの16%を占める最大の銘柄となりました。

私のユニティへの出資は、ポートフォリオの約2%にすぎませんが、今後の成長に期待しています。

 

転載元:モトリーフール

免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Brian Stoffelは、ショッピファイ株、ユニティー・ソフトウェア株を保有しています。モトリーフール米国本社は、ショッピファイ株、ユニティー・ソフトウェア株を保有し、推奨しています。