モトリーフール米国本社、2020年12月2日投稿記事より

広告プラットフォームを提供するトレード・デスク(NASDAQ:TTD)は、11月はじめに良好な決算を発表したことから、株価が40%以上上昇しました。

その後も株価は上昇し、11月だけで同社の株価は59.1%上昇したことになります。

良好な決算

トレード・デスクは、2020年第3四半期(7-9月)決算を11月5日に報告しました。

売上高は前年比32%増の2億1,600万ドル、純利益は2倍以上の4,100万ドルとなり、アナリスト予想を上回りました。

特に印象的だったのは、コネクテッドTV広告における同社の100%の売上高成長でした。

堅実な第3四半期決算以外にも、「Unified ID 2.0」の認知が広まったことも、トレード・デスクの株価を押し上げた可能性があります。

グーグルやフェイスブックのような企業は、ターゲットを絞った広告テクノロジーによってもたらされる投資収益率から、数十億の広告収入を上げてきました。

トレード・デスクは、これらの企業と同じような広告効果を提供するため方法として、Unified ID 2.0を開発しています。

マグナイト、クリテオ、ライブランプなどのトップ広告テクノロジー企業がこのプロジェクトに参加しており、トレード・デスクが主導権を握っています。

CEOのジェフ・グリーンは、第3四半期について話し合うための決算発表で、「2021年にはUnified ID 2.0が採用され、ピークに到達すると確信しています」と述べています。

長期的に成長する可能性

トレード・デスクの株価は大統領選挙直後に一時的に下落しました。

同社のみでなく、2020年に大幅上昇していた成長株の多くがこの時期に売却され、反対に割安に放置されていた大企業の株価は上昇しています。

一部の専門家は「投資家は成長から割安へと転換している」というような意見も述べています。

しかし、そのような意見に振り回されすぎないように注意したほうがいいでしょう。

株価の変動は各銘柄ごとに理由を確認する必要があります。

トレード・デスクの場合、過去数年のビジネスの成長は実績に基づいています。

相場のローテーションによって、短期的に株価が下落する可能性はあるでしょう。

しかし、同社は巨大なグローバル広告市場を牽引する存在で、長期にわたって株主にとって価値を創造し続ける可能性があります。

 

転載元:モトリーフール

 

免責事項と開示事項
記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。アルファベットのエグゼクティブであるSuzanne Freyは、モトリーフール社の取締役会メンバーです。Randi Zuckerbergは、フェイスブックのマーケティング開発部の元ディレクターおよび元スポークスウーマンであり、マーク・ザッカーバーグCEOの姉です。Randiはモトリーフール社の取締役会メンバーです。元記事の筆者Jon Quastは、ライブランプ株、マグナイト株を保有しています。モトリーフール米国本社は、アルファベット(A株)、アルファベット(C株)、マグナイト株、フェイスブック株、トレード・デスク株を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、クリテオ株を推奨しています。