モトリーフール米国本社、2020年8月30日投稿記事より

株式に投資することと長期保有することは別物です。

複数の調査によれば、一部の銘柄は、日々の株価変動を無視し、数十年にわたり忍耐強く保有することによって財を成すことが可能です。

無論、そのような銘柄は、モメンタムを維持するための重要な成長カタリストを備えていなければなりません。

以下、これに該当する銘柄を3つご紹介します。

素晴らしい成長見通しを備えた注目の銘柄

アメリカン・ウォーター・ワークス(NYSE:AWK)は、米国の45州とカナダの一部の州でほぼ1,500万件の顧客に上下水道サービスを提供しています。

株価は過去10年間でほぼ6倍、配当再投資ベースではほぼ8倍に上昇しています。

規制事業、明確な設備投資計画、増配という観点から見ると、株価は今後何倍にも上昇するチャンスが大いにあります。

同社の収益は規制下にあり、顧客に請求する料金体系は公益事業委員会によって設定されます。

このため、同社は安定的なキャッシュフローを生み出し、定期的な配当を支払うことが可能です。

今年4月、同社は「長期的なEPS成長率に合わせて配当を引き上げ、配当性向の目標を50%~60%とする」という配当政策に従い、四半期配当を10%引き上げました。

料金が規制されている企業がなぜ成長できるのかという疑問に関して言えば、規制下にある公益企業は料金引き上げ提案を当局に適宜承認してもらうため、インフラを定期的に更新・拡大する必要があります。

同社は今後10年間で200億ドル~220億ドルを設備投資に充当する計画しており、基本料金の年平均伸び率は2024年まで7%~8%を予想しています。

基本料金の伸びと設備投資は、同社の利益と配当を十分押し上げる見込みで、買いといえます。

長期的トレンドが多くの投資家を億り人にする可能性あり

マスターカード(NYSE:MA)は現金決済からキャッシュレス決済への移行という世界的なトレンドに賭ける上で優れた銘柄です。

eコマースはこの移行の主要な引き金となってきましたが、新型コロナウイルスの大流行は最大の推進力となる可能性があります。

このトレンドは続くとみられ、世界最大級の決済処理企業であるマスターカードは大きな恩恵を受ける立場にあります。

ここでの主要なポイントは、マスターカードが貸付機関ではなく決済処理企業であるという点です。

つまり、マスターカード・ブランドのクレジットカードやデビッドカードを発行しているのは同社ではなく金融機関であり、同社は自社の決済処理ネットワーク上で消費者/金融機関/業者間の取引を単に処理しているにすぎません。

マスターカードが使用されるたびに、手数料が同社に転がり込んできます。

カード事業は持続可能で利益率の高いビジネスモデルであり、過去数年間の営業利益率は50%を大幅に上回っています。

このほか、同社はサイバーセキュリティ、データ分析、ロイヤルティー・リワード・プログラムなどの付属サービスからも利益を上げています。

世界的なトップ企業がパートナーとして名を連ねており、巨大なマーケットやテクノロジー主導の商品を重視する経営陣の姿勢を踏まえると、マスターカードは買いの銘柄と言えるでしょう。

ヘルスケアはリアルマネー投資家の投資先

ジョンソン・エンド・ジョンソン(NYSE:JNJ)は多様な製品ポートフォリオ、積極的な成長計画、優れた配当実績を備えた世界最大級のヘルスケア複合企業です。

同社は消費者向けヘルスケア製品で有名ですが、2019年売上高全体の半分を医薬品が占め、約3分の1を医療機器が占めています。

同社は現状に甘んじることなく、自己免疫疾患治療の分野で大きな前進を遂げるため、モメンタ・ファーマシューティカルズ(NASDAQ:MNTA)を65億ドルで買収する決定を下しました。

ジョンソン・エンド・ジョンソンは研究開発を通じた価値創出に取り組んでおり、過去5年間に発売開始された製品が売上高の25%を占めています。

同社の売上高とキャッシュフローは急拡大しており、増配を下支えしています。

実際、同社は58年連続で年間配当を引き上げており、執筆時点の配当利回りは2.7%です。

特に同社は優れたバイオテクノロジー関連の製品開発パイプラインを確保しており、これが今後の飛躍的な成長につながるとみられるほか、新型コロナウイルス・ワクチンの開発競争にも参加しています。

130年に及ぶ目覚ましい歴史と、今後の成長可能性を踏まえると、ジョンソン・エンド・ジョンソンは買うべきです。

 

転載元:モトリーフール

 

免責事項と開示事項
記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Neha Chamariaは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、マスターカード株を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、ジョンソン・エンド・ジョンソン株、モメンタ・ファーマシューティカルズ株を推奨しています。