マネックス証券では、全国の20〜30代の有職者の男女(824名)を対象に、社会貢献活動に関する意識調査を行いました。新型コロナウイルスの流行で、「投資」スタイルにも変化が起こっているようです。意識調査の結果について、代表取締役社長の清明祐子と#ため活社員アンバサダーの西尾貴仁が対談しました。

社会貢献活動への意識に変化?

清明祐子(以下、清明):コロナ禍で社会のあり方が変容しているようだけれど、調査から20~30代の若者の社会貢献活動への意識に変化の兆しは見えているんでしょうか?

#ため活社員アンバサダー西尾貴仁(以下、西尾):新型コロナウイルスの流行を機に社会貢献活動に対する意識の高まりが感じられます。全国の20〜30代の男女で、現在「なんらかの社会貢献活動」を行っている人は21%。このうち、この半年くらいの間で「コロナの流行を機に始めた」という人は約5%で、社会貢献活動を行っている人の約1/4にあたります(図表1)。今後もしばらくコロナウイルスの影響が続くだろうと考えると、経済も新しい価値観がどんどん出現してきて、社会貢献活動に対する意識もさらに高まるのではないでしょうか。

【図表1】社会貢献活動の実施有無(N=824)
出所:マネックス証券作成

清明:社会貢献活動に対する意識の高い層と投資に何か関係性は見られる? 

西尾:「なんらかの社会貢献活動」を行っている人の60%は、「既に投資・運用している」と答えていて、これは現在、「社会貢献活動を行っていない」人と比較すると2倍以上ですね。(図表2)。

【図表2】社会貢献活動と投資の相関性
出所:マネックス証券作成

応援投資という考え方について

応援投資という考え方について聞いてみたところ、「投資してみたい」が20%、「応援したいがリスクが伴う」が48%を占め、リスクに配慮しながらも興味を持たれている方が多いように感じます。(図表3)。

【図表3】応援投資という考え方について
出所:マネックス証券

清明:今まで、投資したい企業というのは、リターンがあり、もうかる企業というのが主流の考え方だったけれど、これからの時代に若い世代が投資する上で社会貢献という観点も考慮していることが感じられますね。

西尾:はい。今まで投資といえば、リターンとリスクのみで語られることが多かったと思うんですが、今、企業には社会的な取組みが求められ、評価される時代になってきていると思います。図表 1、2の通り若い世代では個人レベルでも「なんらかの社会貢献活動」を行う人が増え、「もうかる」という観点だけでなく社会貢献の意味合いも含めた投資への興味が広がっているように感じられます。また社会に良いことをしている印象の企業に「既に投資している」、「投資したいと思う」と考えている人が半数以上を占めています。(図表4)

【図表4】社会貢献を行っている企業への投資について
出所:マネックス証券

清明:若い世代はどのくらいの金額を社会貢献や投資に回してもいいと考えているんだろう?

西尾:今回の調査対象の20〜30代では社会貢献に回せる支出は、月に2万円以下という回答が約60%でしたね。ただ、応援投資派の80%近くが社会貢献に対して支出することに肯定的で、社会貢献につながる支出に前向きな考えが見て取れる結果になりました(図表5)。

【図表5】ひと月で社会貢献に使ってもいい支出額/月
マネックス証券作成

図表6は、20〜30代の方が、投資に使ってもいいと考えている1ヶ月あたりの支出額です。20~30代の約3割は「分からない/支出を考えていない」という回答でしたが、残りの約7割は金額感は個々人で異なるものの(5千円~10万円)、投資への支出に対して前向きであることがわかりました。応援投資派はその割合が9割近くとなりました。

【図表6】投資に使ってもいい支出額/月
マネックス証券作成

清明:社会貢献活動に積極的な企業を、心から「応援」するような新しい目線での投資が、今後さらに広がってきそうですね!

(本調査は、株式会社マクロミルに委託し2020年5月 20日から5月21日まで同社モニターを対象として実施しました。)

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