モトリーフール米国本社、2020年6月28日投稿記事より

2020年4月末に行われたギャラップの世論調査では、株式や投資信託が長期投資として最適であると考えている人は、2012年以来最低のわずか21%となりました。

誰もが現在、株式投資をすることに不安を感じています。

しかし、今こそ株式投資に最適な時期といえます。

本稿では、ウォーレン・バフェットのアドバイスをいくつかご紹介します。

1.「市場に広がる恐怖は、バーゲン価格で株式を購入できる絶好の機会を生みます」

米国人の半数以上は、株式市場がまだ底を打っていないのではないかと恐れを抱いています。

バフェットが述べているように、多くの人が恐れているときこそ、優良株を低価格で購入できる絶好の機会となります。

2.「株式を購入する最良の時期は、市場が暴落しているときです。」

株式市場は3月の新型コロナウイルスのパンデミックによる暴落から大きく回復しました。

しかし、夏から秋にかけての新型コロナウイルスが引き起こす経済的影響は不透明です。

そのため、株価は過大評価されているのではないか、と見られています。

株式市場が再び暴落するのであれば、最悪の時期が過ぎ去るまで待ちたいと考えるかもしれません。

しかし、バフェットの助言に耳を傾け、勇気をもって割安株を購入するべきだと思います。

3.「コメンテーターが明るいときだけ投資する人は、無意味な安心感を得るのと引き換えに重い代償を支払うことになります。」

ニュースを見ると、コメンテーターが将来についてあまり明るく考えていないことがわかります。

米国が景気後退に陥り、新型コロナウイルスの発症例が増え、第2波に対する恐れがあるからです。

しばらくは、ニュースから安心感を得ることはできないでしょう。

しかし、バフェットは「何が起きるかなど誰にも予想できない」と述べています。

根拠ない安心感に基づき、株式を高値掴みすることはお勧めできません。

4.「リスクを避けるためには、事業をきちんと理解した上で行動すること」

米国人は損失リスクへの不安から株式投資に警戒心を抱いています。

確かに、バフェットが指摘するようにお金を株式市場に投入する正しい方法を知らなければ、大きなリスクを抱えることになります。

もちろん、どんな投資であってもお金を失う可能性があります。

しかし、堅実な企業かインデックスファンドに投資し、分散化されたポートフォリオを構築すれば、時間の経過とともに堅実なリターンを得ることができるでしょう。

これさえ守れば投資がうまくいく、という訳ではありません。

しかし、じっくりと投資方法を勉強し、十分な情報をもとに分散化されたポートフォリオを構築すれば、景気後退している間であってもリスクを軽減することができます

景気後退している間に何も投資をしないのであれば、逆に大きなリスクを抱えてしまうといえます。

5.「雨を予測するのに力を入れるのではなく、箱舟を作ることに重点を置きましょう。」

2020年の残り期間の景気がどのようになるかを予想したとしても、その期間を生き残るのに役立ちません。

代わりに、バフェットの言葉に従い、時間をかけて「箱舟」を組み立てましょう。

これは、投資戦略を立て、しばらくの間保有し続けることができる株式を購入することを意味します。

景気後退に備えるために、必要な手順を確実に実行していきましょう。

景気後退時に投資する機会を逃さない

今回の新型コロナウイルスによる景気後退は、通常の経済サイクルによって引き起こされたわけではありません。

まさに「特別な状況」といえます。

新型コロナウイルスの治療法が発見された場合、またはワクチンが予想よりも早く開発された場合、経済の回復は思っていた以上に早いかもしれません。

先行きが暗いように見えるときこそ投資のチャンスです。

ここで勝負しなければ、後々後悔するかもしれません。

 

転載元:モトリーフール

 

免責事項と開示事項
記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。