相場が乱高下!実は今こそ投資の始め時

新型肺炎の急速な拡がりにより世界中の市場が荒れています。

経済のみならず、日常生活さえも先が見えず不安ですよね。新型肺炎の影響は投資をしている人や特定の地域の人だけでなく、世界中の一般の生活者全般にまで及んでいる点が大きく困難な問題です。

しかし、今後ワクチンが開発されて感染拡大や重篤化を抑えることができれば、人・モノの動きも経済も正常化するはずです。こうした時こそ長期的な視野で先を見据えるよい機会と言えるでしょう。

乱高下する市場を目の当たりにすると、これから投資を始めようと思っている人や初心者は二の足を踏んでしまうのではないでしょうか。

市場は生き物です。上昇ばかりではなく、必ず下落する局面はあります。急落しているときは弱気になってしまうかもしれません。

相場が高値圏にある時に投資を始めれば、大きな下落に遭遇しやすいもの。安値で購入できれば、それだけ上昇するチャンスは大きくなる場合があります。値動きに一喜一憂せず、投資が育つのを見守ることこそ長期投資の醍醐味です。

積立、ドルコスト平均法の強み

ではどのタイミングで投資をすべきなのか…。どこが底値かは未来にならないと分かりません。投資の上級者は相場の勉強をしていますから、ここぞという時に購入していますが、慣れないと焦るばかりでなかなか手を出しにくいでしょう。

こういう時に便利なのが積立です。常に一定金額を買い付けることで焦りや迷いで戸惑うことがなくなりますし、長い目で見ると一定金額の購入により、ドルコスト平均法の効果が発揮されます。

ドルコスト平均法は価格が高い時は少なく買い付け、安い時に多く買い付けることにより平均購入単価を抑えてくれるというもの。これは値動きが不安定な時ほど効果が高くなります。

長期で投資をするなら「つみたてNISA(ニーサ)」

積立で長期投資を行うのであれば、税制メリットの大きい「つみたてNISA」がおススメ。途中で換金できる自由さもありますので、老後資金に限定しない方、少額から始めたい方にはぴったりです。

この相場急変のタイミングで個人投資家の積立額が増加していると新聞記事等で報道されています。つみたてNISAの制度を利用して個人投資家が投資する場合は金融庁が指定する181本(※1)の投資信託から投資先を選ぶことになります。つみたてNISAの対象となっている商品は大きく「公募株式投資信託」と「上場投資信託(ETF)」の2種類に分けられます。

・公募株式投資信託…運用会社が一般の投資家から集めたお金を株式に投資することができる投資信託

・上場投資信託(ETF)…日経平均株価など特定の指数に連動する運用成果を目指し、金融商品取引所に上場しており、取引時間内に株式同様に売買ができる投資信託

公募株式投資信託にも指数に連動する成果を目指す「インデックスファンド」と呼ばれるものもあり、少額(100円)から投資できるのが魅力です。ETFはより指数連動性が高く、一般的に保有コストも安い傾向があります。(※2)

指数以上の運用成績を目指す「アクティブファンド」と呼ばれるものもあり、インデックスファンドと比べてリスクや保有コストもより高くなる傾向があるものの、運用次第ではリターンが大きくなる場合があります。もちろん、損失が大きくなる可能性もその分高くなります。

自分でどれだけのリスクを許容できるのか、コストはどれくらいかかるのか、などを確認して投資対象を選ぶことが重要です。

(※1)2020年4月1日時点の本数。また、金融機関によってつみたてNISA対象の投資信託のお取り扱い本数は異なります。
(※2)マネックス証券のつみたてNISAでは、公募株式投資信託のみのお取り扱いとなります。