モトリーフール米国本社、2020年3月30日投稿記事より

ビデオ会議サービスを運営するズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(NASDAQ:ZM)の株価が過去30日間だけでも約50%上昇しています。

NYダウ、S&P500などの指数や、その他の多くの銘柄が大幅に下落している中、ズームの株価はここ3ヶ月で145%増となりました。

ズームの株価が急上昇する中、この背景にある5つの具体的な財務指標を解説します。

在宅勤務の急増

世界中の多くの人が新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために自宅で仕事をするようになったことから、ビデオ会議サービスを提供するズーム株が恩恵を受けると考えた投資家がこの株に賭けているようです。

ズームのビデオ会議テクノロジーは、オフィスから離れていても作業しやすいように構築されているため、世界中で在宅勤務する人が増えることで、ユーザー数と使用頻度は増加するでしょう。

実際に、ズームは最近報告した2020年第4四半期(11〜1月)決算で、新型コロナウイルスの影響でサービスの使用量が増加していると語っています。

ズームの勢いをより理解するには、この決算で発表された5つの財務指標を確認するといいでしょう。

1.売上高が78%急増

ズームの第4四半期売上高は、前年比78%増の1億8830万ドルとなりました。

この期間の経営陣の売上高見通しは、1億7500万ドル〜1億7600万ドルであったことから、見通しを大きく上回りました。

2.1株当たりの調整後利益は約4倍

ズームの非GAAP(米国一般会計原則)ベースの調整後利益は、前年同期の0.04ドルから​​0.15ドルに上昇しました。

GAAPベースの1株あたりの利益も0.01ドルから0.06ドルに上昇しました。

3.フリーキャッシュフローは2660万ドル

急成長している多くのハイテク企業とは異なり、ズームはすでにGAAPベースとキャッシュフローベースの両方で利益を上げています。

同社の第4四半期のフリーキャッシュフローは2660万ドルとなり、前年同期の570万ドルから増加しました。

4.大規模顧客数が86%増

過去12か月の売上高において10万ドル以上貢献している顧客は、第4四半期に前年比86%増となり、大企業がズームを好んで利用するようになっていることを強調しています。

5.現金が8億5500万ドルに増加

ズームは不況を乗り切るために、必要となる現金を十分に保持しています。

ズームは8億5500万ドルの現金、および有価証券を保有しており、これは前年同期の1億7600万ドル、前四半期の8億1100万ドルから増加しています。

また、ズームは負債を抱えていません。

 

転載元:モトリーフール

 

免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Daniel Sparksは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ株を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ株のオプションを推奨しています(2020年5月の120ドルのショート・コール)。