モトリーフール米国本社、2020年3月23日投稿記事より

新型コロナウイルスの急速な感染拡大により、株式市場は大混乱に陥っています。

ですが多くの銘柄が下落したことにより、現金を保有している投資家にとっては、投資する絶好の機会とも言えます。

本記事では、長期的に利益を得るために実行すべき3つのステップと銘柄の具体的なアイデアを紹介します。

1.短期的に必要になりうる資金を確保し、投資する

現金を投資する際に最も重要なのは、3か月〜6か月ほどの生活資金を確保しておくことです。

新型コロナウイルスの影響により、一部の企業は従業員を解雇しており、今後も人員削減を行う企業が増える可能性は高いです。

万が一のための資金がこれまで以上に重要となります。生活資金で株式を購入するのは控えましょう。

2.時間をかけて少しずつ投資する

今すぐ現金を全額投資した方が良いと思う方もいるかもしれませんが、時間をかけて少しずつ投資するべきです。

なぜなら、しばらくは株式市場で何が起こるか予想できないからです。

米国で新型コロナウイルスの感染者数が増えつづけ、弱気相場が悪化する可能性は十分にあります。

一方、現時点ですでに多くの銘柄は安価になっています。

底値を狙って購入するタイミングを逃すことを避けるためにも、長い時間をかけて少しずつ購入するといいでしょう。

3.長期保有を前提に投資する

銘柄を購入するときは、長期保有を心がけましょう。

多くの企業は今後数か月で大きな課題に直面するかもしれません。ですが、新型コロナウイルスの危機を乗り越えることができるでしょう。

そして、新型コロナウイルスが落ち着いた頃には、さらなる成長を続けることができるようになっているでしょう。

投資を検討すべき銘柄

新型コロナウイルスによる株式市場の暴落において、どの銘柄に投資するか考えなければいけません。

現在、高配当利回りの銘柄を購入する絶好の機会と言えます。

主に救急病院を所有する不動産投資信託(REIT)のメディカル・プロパティーズ・トラスト (NYSE:MPW)の配当利回りは7%以上です。

メディカル・プロパティーズ・トラストは大きな打撃を受けましたが、同社のビジネスの長期的見通しは依然として堅固で、強固なバランスシートを保有しているため、短期的に財政難に陥ることはないと考えられます。

また、超低金利という状況であることから、新型コロナウイルスが落ち着いてからは、低コストで規模の拡張に資金を投入することができます。

割安株を探している投資家は、大手製薬会社のブリストル・マイヤーズスクイブ(NYSE:BMY)を検討するといいでしょう。

ブリストル・マイヤーズスクイブは、記事執筆時点で予想PER(株価収益率)10倍を大きく下回って取引されています。

同社には、エリキュースやオプジーボなどの定番治療薬があり、これらは新型コロナウイルスの影響を受けず、販売され続けます。

そして、昨年セルジーンを買収したことも、今後の成長に大きく貢献するでしょう。

また、同社の配当利回りは高く、記事執筆時点で3.7%近くとなっています。

最後に、配当はなく、割安とも言えませんが、強い成長見通しがある企業として、ロボット手術システムのパイオニアであるインテュイティヴ・サージカル(NASDAQ:ISRG)を紹介します。

今後しばらくは、待機的手術が少なくなり、インテュイティヴ・サージカルの売上高に影響が出るかもしれませんが、同社は58億ドルの現金を保持しているため、一時的な影響であれば問題なく乗り越えることができるでしょう。

また、インテュイティヴ・サージカルの長期的見通しは非常に良好です。

世界中で高齢者が増えるにつれ、インテュイティヴ・サージカルが提供するシステムが必要とされるようになるでしょう。

あなたに潤沢な現金がある場合、メディカル・プロパティーズ・トラスト、ブリストル・マイヤーズスクイブ、インテュイティヴ・サージカルの購入を検討し、今後数か月にわたって現金を少しずつ投資することで、新型コロナウイルスによって暴落している株式市場がもたらす絶好の機会をつかむことができるかもしれません。

 

※メディカル・プロパティーズ・トラスト (NYSE:MPW)はマネックス証券でのお取扱いはございません。

 

免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Keith Speightsは、ブリストル・マイヤーズスクイブ株、インテュイティヴ・サージカル株を保有しています。モトリーフール米国本社は、ブリストル・マイヤー スクイブ株、インテュイティヴ・サージカル株を保有し、推奨しています。

 

転載元:モトリーフール