モトリーフール米国本社、2019年11月22日投稿記事より

ウォーレン・バフェットがよく言及している概念の1つは、「高い参入障壁(wide moat、直訳では「幅広い堀」)」、つまり持続可能な競争優位性を持つ株を購入すべきだ、ということです。

これはどういうことなのでしょうか?

まず、「高い参入障壁」という用語を理解するために、中世の城について考えてみましょう。

中世においては、城に幅広い堀や高い壁があると、侵入者が攻撃するのは容易ではありませんでした。

同様に、企業が永続的な競争優位性を持っている場合、競合他社が市場シェアを奪うことは困難です。

これらの競争優位性にはいくつかの形態があり、その内容を詳細に調べるとよいでしょう。

コスト上の利点はその一例です。これは、企業が競合他社よりも低コストで製品を販売できること、または同じタイプの製品に対して競合他社よりも多くの利益を得られることを意味します。

コカ・コーラのような会社を考えてください。

その大規模で効率的な流通ネットワークにより世界中で製品を低コストで運搬でき、そのブランド力により高い値付けが可能で、他の清涼飲料ブランドよりも多くの利益を得ることができます。

ネットワーク効果は、もう1つの非常に耐久性のある参入障壁です。

フェイスブックを考えてみましょう。フェイスブックには20億人以上のユーザーがいます。

そして、人々が友達に遅れずについて行きたいなら、フェイスブックを使わなければなりません。

他にもいくつかの利点があります。たとえば、企業が特許などの貴重な知的財産を所有している場合や、製品やサービスを他社に乗り換えるコストが高い場合なども大きな利点になります。

これらの概念に注目すれば、ポートフォリオ構築の際の銘柄選択で効果を発揮するでしょう。

 

転載元:モトリーフール