2019年が始まって1ヶ月、もう1月も終わりです。今年は公的年金の受給額が上がるとか、10月には消費税が上がるとか、いろいろなお金の話題で盛り上がっています。投資に関しては、昨年に引き続き国を挙げてiDeCoやつみたてNISAを押し、取り組む人が増えるよう働きかけていくことと思います。

今年は何を知っておき、備えておけば、家計が安定したまま投資を続けていけるのか、投資できる金額を増やしていけるのかを考えてみましょう。

消費税が10%に増税される

今まで2度延期されてきた消費税増税が10月に実施されることは、周知されていることと思います。これに伴い「キャッシュレス決済で2%ないし5%のポイント還元」という案が出ているためか、これまでの増税と比べると、大きく騒がれていないように感じます。

ですがやはり、家計負担がどれくらい増えるのが気になるようで、「毎月いくら支出が増えるか」と取材を受けることもあります。私たちが生活するのに、消費税がかからない支出が1ヶ月の支出のうち、3分の1ほどあります。家賃や医療費、生命保険料などがそうです。

ですから、1ヶ月の支出のうち、3分の2を占める部分について消費税が上がるとした場合、1ヶ月の生活費が20万円の場合は1ヶ月に2,660円ほど、生活費が30万円の場合は4,000円ほど支出が増えるという計算になります。飲み会を1回我慢すると、どうにかなりそうな金額ですね。無駄を見直すことでも、どうにかできそうです。ですから、大きな心配はないと思えます。

お金の使い方により、消費税のかかり方が異なってくるようですから、節税しつつ、支出を引き締めていけば、今と同じ、もしくはそれ以上、投資に回せるお金が作れるという可能性もありそうです。

キャッシュレス決済の拡充

以前から、クレジットカード、デビットカードでのキャッシュレス決済は利用されてきましたが、まだまだ日本では現金主義が多いようです。

最近のスマホアプリ決済サービスの拡充と、消費税増税によるキャッシュレス決済のポイント還元に後押しされるように、今年はキャッシュレス決済を利用する人が増え、より安全性も利便性もよいものに改変されていくのではないかと思います。

昨年末は、スマホアプリ決済「PayPay」が、キャンペーンと共に利用者が増えました。セキュリティ面やポイント還元につながる利用の仕方などで、修正、変更しなくてはいけない点が見つかり、迅速に改善されています。

今後、他のアプリやカードでも、弱い部分が見つかれば早急に対応され、よりよくなると思いますし、特にスマホ決済については世界的に広まっているので、日本もその後を追うように、利用者が増え定着するのではないでしょうか。

フィンランドでは、お年寄りも「現金はしばらく見たことがない」というほどスマホ決済が浸透しています。そこまでとはいかなくとも、老若男女、多くの方が利用を始めると思います。

幼児教育の無償化

実際は無料化とはならない場合もありますが、消費税増税後、無料に近いほどの補助金が出る見込みです。お子さんの年齢と、預ける施設により、補助の上限が変わります。

認可保育所は、0~2歳児は住民税非課税世帯、3~5歳は全世帯が無償化の対象になります。幼稚園は月2万5700円、基準を満たす認可外保育所の場合、0~2歳児は月4万2000円、3~5歳児は月3万7000円まで補助されるというので、保育費用に不安を感じる親御さんには朗報と言えます。状況により金額が異なるので、詳細は自治体などのホームページや窓口で確認してみてください。

あとは、預け先が増えると、なおよいのですが、徐々に整うことを期待したいところです。


他にも、地震保険、火災保険料の値上げ、軽自動車の自動車税の軽減、消費税増税後から半年間のうちに引き渡された住宅の住宅ローン控除が3年延長など、いろいろな策が取られるようです。自分が利用するようになって初めて興味がわくものもあるでしょうから、何か新しく利用するものがあれば、昨年と変わっているところはないか注意して活用してほしいと思います。

節約だ、資産形成だといわれますが、収入は限られているので、工夫しないとうまくいきません。少しでも生活費に使わないお金を増やせるように、ちょっとした情報もうまく利用してほしいと思います。