2017年12月14日(木)Market TalkのSummary

NYダウは、連日最高値を更新しているのに、なぜ日経平均は下落しているのでしょうか?

一時はグローバルな連動性が高まって、NYが上がるとリスクオンとなり日本株も買われる状況となっていたが、日々の動きは必ずしも連動しているわけではない。 特に今回のFOMCで利上げがあったにも関わらず、内容が予想通りだったことと、FRBが来年の景気の見通しを引き上げたのがアメリカ株の買い要因だが、これは即日本株の買い要因にはならない。一方で物価があまり上がらなかったことで長期金利が下がり円高になった。これもアメリカ株には好材料だが日本株には悪材料ということ。

日本株も年初来高値を更新し23,000円目前まできている。昨日今日の下げは短期的な調整である。

高値持合いはいつまで続くか?

クリスマスまでだろう。外国人投資家がクリスマス休暇に入るが、休暇が明けたらかえってくるのではないか。年末の「掉尾の一振」に期待しよう。

来年度の日経平均30,000円はあるのか

世界の景気もよい、日本企業の業績もよい、それをまだ全然評価されていない状況である。これからは企業の財務諸表に載らない価値にプレミアムをつけて評価される時代になるのでは。来年30,000円というのは十分あり得ると思う。

マーケットが地政学リスクに反応しなくなっています

地政学リスクに鈍感になっていることについては警鐘を鳴らしたい。なにが起こるか分からないので警戒しておいた方がよい。

銀行株の戻りについて

9月~11月にかけてこの2カ月の主役はハイテク、成長株、景気敏感株であった。長年出遅れていたバリュー株の代表である銀行株はパッとしなかったが、調整局面に入りそのバリュー株に物色が入った。その循環物色の中で買われている状況。またバーゼル3が欧日の銀行に有利に決着したことなど、今までダメだった材料が今度はポジティブな材料に変わる可能性がある。しばらくラリーが続くのではないか。来年は銀行がアウトパフォームする年になるかも。